かねてより一度行ってみたいと願っていた金華山「黄金山神社」。
 己巳の日と言う9月21日、絶好のチャンスを得て、同じ思いの船橋教室の4人が集まり東北へ向けていざ出発!!

 金華山は宮城県牡鹿半島の太平洋上に浮かぶ、荘厳な霊場としての信仰の島である。
 鮎川港より定期運航便での20分・・・。当日、台風の影響で大波をぬって進みスリル満点でした。
 金運・開運の神として弁財天が祀られ、1300年東奥の三大霊場として(出羽三山・恐山)又日本で最も有名な弁天様と
 言う事で、金運アップを念じて「銭洗い」をしたり、黄金山神社でお参りしたり、深山の谷底におりて「金命水」のお水取り
 したりで、はたして御利益の程は・・・。
 参集殿で「参籠」し、風光明媚な霊山の清らかなお水での潔斎場(大浴場)で身を清め、翌朝の宮司さん、神職、巫女さ
 んが奉仕する、一番「大護摩祈祷」でお祓いを受け、心身共に癒されました。
 面白かったのは夕食の折、神職の方々と共に酒を酌み交わし、お話に花が咲き有意義な一時を過ごせた事です。

 翌朝は夕べと打って変わった神職の方々の「大祓詞」を唱える、凛とした姿の落差に戸惑いながら・・・、早起きした清々
 しさを味わいました。
 当日は弁財天の使者である蛇にちなんで、「己巳の日」の縁日祭で島に渡って来る人も多く、賑わいをみせていました。
 御神木から穏やかな「気」を頂き、皆至福の喜びを全身に受け、豊かな自然がいっぱいで、神の使いと言われる「野生
 の鹿」が、いたる所にまどろんでいる金華山に別れを告げて、次の目的地、霊山「太白山」へG0!!

 「太白山」は神の住む山として、人々の信仰の対象となり今日に至っている。

 何人をも近づけない・・・、容易にその気の恩恵に預かりずらい、何だかその人の人間性を試されている様な、簡単には
 入山させてもらえない様な風格に圧倒されました。
 今回の旅で得られた数々の人達からの愛と、豊かな大気に感謝です。
                                                        (船橋教室 H・Kさん記)